ナンセンによる北極探検は有名であるが、東洋への最短航路として、北極回りの日本への航路の開発もベルゲン港の夢である。
説明をきいてとくに印象的であったのは、ポートセールスに非常に熱心であるということである。日本でよく聞くような、港の大きさや設備の立派さを自慢する話ではなく、入港してくる船や港を利用する人々が、必要なサービスを如何に迅速に、且つ容易に得られるかと言うことを随所に強調されていた。
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